若手研究者を支援「笹川科学研究助成」9/16申請開始

 日本科学協会は2025年9月16日~10月15日の期間、2026年度「笹川科学研究助成」の申請を受け付ける。学術研究部門と実践研究部門の2部門で、大学院生や留学生、女性研究者らが行う研究を募る。重点テーマは「海に関する研究」。

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若手の研究を支援する笹川科学研究助成、2026年度パンフレット
若手の研究を支援する笹川科学研究助成、2026年度パンフレット 全 1 枚 拡大写真

 日本科学協会は2025年9月16日~10月15日の期間、2026年度「笹川科学研究助成」の申請を受け付ける。学術研究部門と実践研究部門の2部門で、大学院生や留学生、女性研究者らが行う研究を募る。重点テーマは「海に関する研究」。

 笹川科学研究助成は、課題の設定が独創性・萌芽性をもつ研究、発想や着眼点が従来にない新規性をもつ若手の研究を支援する日本科学協会の助成制度。30年以上の歴史があり、4月1日時点で延べ1万1,464件の研究を支援した実績がある(2025年度助成中を含む)。

 募集部門は、学術研究部門と実践研究部門の2部門。このうち、学術研究部門は、35歳以下の大学院生、雇用研究者(非常勤・任期付き)を対象に、新規性、独創性、または萌芽性があるが、ほかからの助成が受け難い研究を募集する。今回の重点テーマである「海に関係する研究」については、雇用形態を問わない。助成額は、1件あたり最大150万円。

 実践研究部門は、学芸員・司書等が行う調査・研究を対象に、地域文化の保存・継承・発展など、社会が抱えている多くの課題を解決するために必要な研究を支援する。助成額は、1件あたり最大50万円。実践研究部門は、年齢を問わない。

 申請は9月16日~10月15日の期間、同協会のWebサイトで受け付ける。協会のWebサイトでは、募集要項や申請マニュアルを公開。現在、申請受付の開始時などに連絡がもらえるリマインドメールの登録を受け付けている。

◆2026年度「笹川科学研究助成」
申請期間:2025年9月16日(火)~10月15日(水)17:00
募集部門:学術研究部門と実践研究部門
重要テーマ:海に関する研究
1件あたり最大助成額:学術研究部門150万円、実践研究部門50万円
申請方法:Webシステムより申請書と推薦文を入力し申請

《川端珠紀》

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