豊島区は2026年10月30日、区独自の給付型応援金「豊島区大学等進学応援金」を創設したと発表した。2027年度に大学などへ進学する30歳未満の区民らを対象に、住民税非課税世帯または住民税均等割のみ課税の世帯に属する対象者に、1人につき一律40万円を給付する。
同事業は、物価高騰や経済不安が続く中、子供・若者たちが生まれ育った環境に左右されることなく、自らの夢や希望に向かって挑戦できる環境を整え、進学への第一歩を後押しすることを目的としている。
給付金額は一律40万円で、原則返済は不要。1人につき1回まで申請できる。応援金は、入学手続きや教材の購入、住居の準備など、使途を限定せず、各家庭の状況に応じて活用できる。申請は2026年11月下旬から受け付け、進学先の合格通知書などを確認後、速やかに給付する。入学前にまとまった費用が必要となる時期の経済的負担を軽減する。
対象者は、2026年7月1日時点で2026年度住民税非課税世帯または住民税均等割のみ課税の世帯に属し、2027年度に対象となる大学などへの入学が決定している30歳未満の人。また、2025年7月1日以前から2026年7月1日まで、引き続き豊島区の住民基本台帳に記録されていることも条件となる。なお、進学先の入学許可証や合格通知などの提出が必要。
対象となる進学先は、学校教育法に定める大学(大学院を除く)、短期大学、高校卒業程度の資格を入学要件とする専修学校・各種学校で、1年以上の修学課程であること。通学制・通信制のいずれも対象となる。
区の担当者は、「すべての子供・若者に、自らの夢や希望に向かって挑戦する機会があってほしいと考えています。経済的な理由で進学をあきらめることがないよう、この応援金を必要とする方にしっかりと届け、未来への一歩を力強く後押ししていきます」とコメントした。

