エアバッグのように膨らむシートベルト…タカタが開発、市場投入
タカタは、衝突時にエアバッグのように膨らむシートベルト「エアベルト」を乗用車用として世界で初めて市場投入した。
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
エアベルトは、「SRSシートベルトエアバッグ」の名称で、トヨタ自動車が12月から発売するレクサス『LFA』に搭載される。
LFAに搭載されるSRSシートベルトエアバッグは、衝突時にシートベルトのベルト部分(ウェビング)に内蔵されたエアバッグが、肩部、頭部を中心に膨らむ。前面衝突と側面衝突の2つの事故形態に対して1つの製品で対応できる世界初のシステムとなる。
前面衝突時には、ベルト部分が直接膨らむことで乗員の胸部との接触面積が広がり、胸部にかかる衝撃を分散・緩和する。側面衝突時には、膨張部が乗員の側頭部を保持し頭部の側面移動量を制御することで、サイドウィンドウや車内構造物などとの衝突から乗員を保護する。
《編集部@レスポンス》
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