福島県教委、放射線に関し登校・水・給食などQ&A
福島県教育委員会は、「福島県放射線健康リスク管理アドバイザーによる教育関係者等説明会」におけるQ&Aをホームページに掲載した。
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この説明会は、4月12日、13日、14日、16日に行われたもの。放射線に関して質問等が多数寄せられたとし、その質問に対する福島県放射線健康リスク管理アドバイザー 神谷研二氏の回答を紹介している。
質問は、「登下校中の注意点」「屋外での教育活動(体育の授業、部活動、花壇作業、土遊び、野外活動など)」「飲料水」「学校給食」「夏のプール」や、放射線の単位、半減期、発がんリスクなどに関するもの。
「登下校中に児童生徒に注意させる点」としては、「現在の空気中の放射線量では必要以上に心配することはない」としたうえで、余分な放射線を浴びないことが大事なことから、心配であれば配慮する点として、「長袖を着るなどできるだけ肌の露出を減らす」「帽子をかぶる」「必要に応じてマスクをする(マスクの着用は直接放射能を防ぐことはできないが、舞い上がったほこりを吸い込むことを避けるためには有効)」「雨が降ったら、傘をさしたり、レインコート等を着たりして雨に当たらないようにする(濡れた場合は、拭き取れば問題ない)」「道路や側溝にあるたまり水などにふれない」ことなどをあげている。
また、放射線を怖がるのではなく、正しい知識と情報のもと、冷静な対応をとることが大切と説明している。
Q&Aは3ページ分のPDFデータで公開されている。
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