プログラボ、交野市内の全公立小中学校のプログラミング教育を支援

 阪神電気鉄道と讀賣テレビ放送、エイデックで構成する「プログラボ教育事業運営委員会」は6月16日、子ども向けのロボットプログラミング教室「プログラボ」が大阪府交野市内のすべての公立小中学校のプログラミング教育の導入支援をすると発表した。

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 阪神電気鉄道と讀賣テレビ放送、エイデックで構成する「プログラボ教育事業運営委員会」は6月16日、子ども向けのロボットプログラミング教室「プログラボ」が大阪府交野市内のすべての公立小中学校のプログラミング教育の導入支援をすると発表した。

 2020年度からのプログラミング教育の必修化を見据え、交野市はプログラミング教育の導入準備を行う。準備を進めていくにあたり、プログラボ教育事業運営委員会の運営する子ども向けロボットプログラミング教室「プログラボ」が新学習指導要領に基づく年間指導計画の立案と、それに沿ったプログラミング学習を支援する。

 具体的には、プログラボの講師が交野市内の小学校10校と中学校4校に赴き、子どもたちを指導する。また、教職員が児童・生徒に対してプログラミング教育を行えるよう、教職員に対する「プログラミング教育研修」も行うほか、小学校と中学校の計9年間を見通したプログラミング教育のカリキュラム作成を支援する。

 交野市のプログラミング教育支援の開始として、交野市立妙見坂小学校で5・6年生を対象に、6月19日と20日の各日2回の公開授業を行う。

 プログラボは交野市のほか、大阪市の「プログラミング教育推進事業」の協力会社の一社に選定されており、大阪市内の小中学校における授業づくりやプログラミングを体験する機会の提供などにも協力している。

《工藤めぐみ》

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