小学生のPC利用率、6年生は過半数…前年度比増
小学生のパソコン利用率は、前年度より10ポイント以上増え、小学6年生では過半数に達することが2018年3月22日、学研教育総合研究所の調査結果からわかった。
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「小学生の日常生活・学習に関する調査」は2017年8月24日から29日、保護者を通して全国の小学生にインターネットで回答を依頼。各学年で男女100人ずつ、合計1,200人から回答を集め、「小学生白書Web版(2017年8月調査)」として結果をまとめた。
小学生が家庭内で自由に使える通信機器は、「パソコン(家族と共有)」が37.4%ともっとも多く、「ゲーム機(子ども専用)」24.3%、「スマートフォン(家族と共有)」19.8%、「タブレット(家族と共有)」18.9%、「ゲーム機(家族と共有)」17.3%と続いた。「自由に使えるものはない」との回答も27.2%あった。
「パソコン」は、学年が上がるにつれて利用率が上昇する傾向がみられ、6年生は53.5%と過半数に達した。2016年度調査では、6年生のパソコン利用率は40.0%で、10ポイント以上増えていることがわかる。
「スマートフォン」は、家族と共有が19.8%、子ども専用が5.8%。学年が上がるにつれて利用率が高くなり、5年生は10.0%、6年生では12.5%と1割を占めた。「ゲーム機」の利用は、女子19.2%に対し、男子は29.5%と、男子の利用率が10ポイント以上高かった。
通信機器を使う目的は、2016年度調査と同様に「動画の閲覧」がもっとも多く、49.1%と半数を占めた。このほか、「ゲームをする」42.4%、「家族との連絡手段」26.4%、「趣味のための情報収集」21.6%、「勉強のための情報収集」17.5%と続いた。
通信機器の目的別の利用時間は、「動画の閲覧」と「ゲームをする」がもっとも長く、1時間であった。小学生の通信機器利用時間は年々増加しており、利用していない子どもも含めた全体の1日の平均利用時間は57分。2016年度調査より8分、2015年度調査より12分増えている。
1日にLINEやメールをする平均時間は9分。全体では、LINEやメールをまったく利用しない小学生が約8割を占めている。その一方で、LINEやメールを利用している小学生20.6%に限ると、5人に1人が1日1時間以上利用しているヘビーユーザーであった。
YouTubeなどの動画を見る頻度は、約4人に1人にあたる26.9%が「ほぼ毎日」と回答。「1週間に1回程度」との回答も60.4%あり、6年生では74.0%にのぼった。
このほか、学習参考書や問題集を購入している小学生は56.6%。年間購入冊数は、「1~3冊」が28.9%ともっとも多く、「4~6冊」16.1%、「10冊以上」6.8%、「7~9冊」4.8%と続いた。
学習参考書や問題集を購入する目的は、「学校の授業の復習」が45.5%ともっとも多く、ついで「学校の授業の予習」23.1%。購入の際に重視するのは、「内容(解説の詳しさ)」が43.1%で最多だった。
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