茨城県、中高一貫校10校新設…県立高校改革プラン

 茨城県は2019年2月20日、2022年度までに中高一貫校を10校開設する考えを明らかにした。教育庁学校教育部内に高校教育改革・中高一貫校開設チームを新設し、2020年度に竜ヶ崎第一など5校、2021年度に水戸第一など3校、2022年度に下妻第一など2校を順次開設していく。

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中高一貫教育校の新設
中高一貫教育校の新設 全 4 枚 拡大写真
 茨城県は2019年2月20日、2022年度までに中高一貫校を10校開設する考えを明らかにした。教育庁学校教育部内に高校教育改革・中高一貫校開設チームを新設し、2020年度に竜ヶ崎第一など5校、2021年度に水戸第一など3校、2022年度に下妻第一など2校を順次開設していく。

 2月20日に発表した2019年度(平成31年度)茨城県当初予算案の「県立高等学校改革プラン」に盛り込んだ。2020年度から2026年度までの計画期間のうち、2020年度から2022年度までを実施プランI期の第1部と位置付けている。

 実施プランI期の第1部では、2020年度に太田第一・鹿島・下館第一・鉾田第一・竜ヶ崎第一の5校で、併設型中高一貫教育校を開設。2021年度は、水戸第一・土浦第一に併設型中高一貫教育校、勝田に中等教育学校を設置。2022年度は、水海道第一・下妻第一の2校に併設校中高一貫教育校を設置する。

 茨城県によると、中高一貫教育校では「地域の中の学び」を通して探究活動、国際教育、科学教育などに重点を置いた教育を6年間で計画的・継続的に実施。ICTを活用した特色ある取組みを各校で展開していく。

 県立高等学校改革プラン推進および中高一貫教育校開設に向けた執行体制を強化するため、教育庁学校教育部に「高校教育改革・中高一貫校開設チーム」も新設する。現在、茨城県内にある県立の中高一貫校は4校。新たに10校開設することで、県内各地域で中等教育の多様化を推進し、魅力ある学校づくりを県内全域で推進したい考えだ。

《奥山直美》

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