GIGAスクール構想で教育はどう変わるか…小学生白書

 学研教育総合研究所は2021年3月26日、小学生白書Web版「30年史(1989~2019年)」を公開した。GIGAスクール構想の家庭への波及次第で、小学生のライフスタイル、特に家庭での時間の使い方に大きな影響を及ぼすと予測される。

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学研教育総合研究所「小学生白書30年史」
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 学研教育総合研究所は2021年3月26日、小学生白書Web版「30年史(1989~2019年)」を公開した。GIGAスクール構想の家庭への波及次第で、小学生のライフスタイル、特に家庭での時間の使い方に大きな影響を及ぼすと予測される。

 小学生白書30年史は、小学生の学習・生活・行動・意識を立体的に捉え、小学生の実態を把握することを目的に実施されてきた「小学生白書」の1989~2019年にわたる過去30年分の調査結果を整理し、当時の社会経済環境と照らし合わせた総合的な分析を試みたもの。大きく3部に分かれ、第1部「小学生の学習・学習環境の変遷」、第2部「小学生の生活・生活環境の変遷」、第3部「小学生の学習・生活環境の“これから”はどうなるのか」で構成されている。

 今回新たに公開された、第3部「小学生の学習・生活環境の“これから”はどうなるのか」は、新型コロナウイルスの蔓延と教育と、GIGAスクール構想についてまとめている。

 新型コロナウイルスの蔓延と教育では、「学び」「メディア」「進路」の3つの切り口から、ライフスタイルや価値観にどのような影響を及ぼす可能性があるかについて、「小学生白書」の調査項目をあげつつ、子どもたちのニューノーマルの姿に触れている。

 また、GIGAスクール構想で教育はどう変わるか、小学生白書の調査項目でいえば、「家庭での勉強時間」「インターネット利用時間」「動画閲覧」に影響が出ると予測。また、学校で効率的・効果的な学びができるのであれば、自宅で勉強しないでもよいという児童や保護者が出現する可能性や、学校の宿題・予習・復習と学習塾や学習塾のオンライン教育との間で子どもの時間の奪い合いが起きる可能性などをあげている。GIGAスクール構想の家庭への波及次第で、小学生のライフスタイル、特に家庭での時間の使い方に大きな影響を及ぼすことになるという。

《工藤めぐみ》

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