コロナ禍でも卒入学式「開催希望」9割、母親の服装は買い足し傾向

 コロナ禍でも卒入学式を「開催してほしい」と願う親が約9割いることが、2022年1月にモデラートが実施した調査でわかった。また、式典参列時の母親の服装については、一式新調する「専用買い」よりもその後の日常的な着用を前提とした「買い足し」傾向が見られた。

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子供の卒入学式の式典開催希望
子供の卒入学式の式典開催希望 全 8 枚 拡大写真
 コロナ禍でも卒入学式を「開催してほしい」と願う親が約9割いることが、2022年1月にモデラートが実施した調査でわかった。また、式典参列時の母親の服装については、一式新調する「専用買い」よりもその後の日常的な着用を前提とした「買い足し」傾向が見られた。

 D2Cブランド「SOÉJU(ソージュ)」や、オンラインパーソナルスタイリングサービス「SOÉJU personal」を展開するモデラートは、「子供の卒業式・入学式の式典参列時の母親の服装」に関する調査を実施。会員やオンラインストアの登録者等483人を対象に、1月28日~1月31日にインターネットを利用して行った。

 アンケート実施時期は、新型コロナウイルスの第6波の感染拡大状況下においての調査のためか、式典の開催について「未定(コロナ感染状況次第)」との回答が63.7%となった。一方、「子供の式典の参列の希望」については、89.2%が「子供、親が参列できる形で開催してほしい」と回答。コロナ感染拡大状況次第との回答も寄せられたが、コロナ禍においても、子供の節目や記念日は通常通り開催したいと考える母親が多いことが伺えた。

 また、今回の調査では、服装選びにおいて「無難さ」「自分らしさ」の重要視の度合いについて「1~5」段階で選ぶ質問をしたところ、過去3年以内に式典に参列経験がある層は「3」がもっとも多く、今年式典に参列する見込み・予定がある層は「4」がもっとも多い結果になった。今年参加予定者の方がより「自分らしさ」を重視する傾向が強いことがわかった。

 過去参列経験者には「実際に参列してみて、自身の服装(セレモニースタイル)についてどう思ったか」の質問に対しては、「もう少し無難にしておけばよかった」は1.2%、「もう少し自分らしさを取り入れてもよかった」は41.4%だった。

 「もう少し自分らしさを取り入れてもよかった」選択層の自由記述回答では、「参列されている周りの保護者とほとんど一緒になってしまった。もう少しスカーフなどを使って華やかでも良かったかも」「浮かないようなダークな色にしたが、もう少し明るい色でも良かったのかと後悔した」等の声があった。

 そのほか、セレモニーアイテムの購入方針についての質問では、「服のみ買い足す」「小物のみ買い足す」「服と小物のみ買い足す」の回答合計値は63.7%を占め、「服と小物を一式買い揃える」「服のみ買い揃える」の回答合計値は32.7%。「買い足し派」は「一式揃える派」の約2倍にのぼった。今年参列予定者の「検討中・購入予定のセレモニーアイテム」は、6割以上が「ジャケット」「ブラウス(トップス)」の購入を検討。続いて「パンツ」が48.1%を占めた。

 SOÉJUは3月31日まで、往復送料無料でフォーマルシーンにお勧めのアイテムが試着できるキャンペーンを実施中。詳細はWebサイトで確認できる。

《田中志実》

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