国際宇宙会議(IAC)は、国際宇宙航行連盟(IAF)の主催により年に1度開催される宇宙業界最大の国際会議。第73回となる2022年は、「Space for @ll」をテーマにフランス国立宇宙研究センター(CNES)がホストを務め、9月18日~22日の会期でフランスのパリを舞台に開催される。同会議に向けては、全世界97か国から国際宇宙会議史上最多となる約4,800本の論文の発表申請が行われており、2022年4月22日までにその内の約2,800本の論文が審査を通過。
民間宇宙飛行士の山崎大地が代表を務める宇宙ベンチャー企業のASTRAXからは、代表である山崎大地氏による論文32本とASTRAXグループメンバーによる論文64本の合計96本の論文が発表申請されていたが、そのうちの30本(山崎大地氏による論文12本、グループメンバーによる論文18本)が4月20日に採択された。
ASTRAXは、2021年10月にアラブ首長国連邦のドバイで開催された第72回国際宇宙会議(IAC 2021)でも、グループメンバーとの共同により23本の国際論文を発表している。