中学受験するか高校受験するか「わからない」保護者43%

Sasuke Financial Labは「中学受験と高校受験に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開した。中学受験を検討しているのは約2割で、4割の保護者は「わからない」としつつ、最終的には約8割が高校受験を選択していることが明らかになった。

教育・受験 小学生
中学受験or高校受験 どちらを選ぶ?
中学受験or高校受験 どちらを選ぶ? 全 6 枚 拡大写真

 Sasuke Financial Labは「中学受験と高校受験に関するアンケート調査」を実施し、結果を公開した。中学受験を検討しているのは約2割で、4割の保護者は「わからない」としつつ、最終的には約8割が高校受験を選択していることが明らかになった。

 中学受験と高校受験に関するアンケート調査は、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城の1都6県に住み、子供のいる20歳以上59歳以下の男女を対象に、インターネットで実施した。有効回答は241名。調査期間は2022年9月22日の1日間。

 「中学受験を考えているか、それとも高校受験か」と尋ねると、「中学受験をする予定」「中学受験を検討中」「中学受験を検討しているが、高校受験にするかもしれない」と回答した人を合わせると21.1%の人が中学受験を検討している。一方、「高校受験をする」と答えたのは36.1%だが、わからないと回答した42.7%の人を含めると、積極的に選ぶか選ばないかに関わらず、78.8%が「高校受験」を選択することがわかる。

 中学受験を考えている理由としては、「子供、もしくは親の、憧れの中学校がある」と「地元の公立中学校に進学させたくない(もしくは子供が進学したくない)から」がそれぞれ33.3%と最多。一方、高校受験を選ぶ理由としては、「高校受験でいいと思うから」が43.2%ともっとも多い。

 中学受験については、「高校受験をしなくて済むから良い」「本人が受験したいなら良いが、親の意見のみで決めるのは良くない」「お金がかかりすぎる」等、本人のやる気や経済的負担等について、さまざまな意見が寄せられている。

 一方、高校受験については、「ある程度自分で考えることができる年齢なので子供の意見を尊重しやすい」「みんなが一斉に受験するので、モチベーションを保ちやすい」「内申点が重視される」等の意見が寄せられている。

 「中学受験と高校受験に関するアンケート調査」に関する調査の詳細は、Webサイトで閲覧できる。

《中川和佳》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集