1日15分の算数アプリ「クレタクラス」に隠された、子供をとりこにするテクニック

 クレタクラスの担当者のChristy Zhou氏に、このアプリ開発の背景とその思いを聞いた。

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1日15分の算数アプリ「クレタクラス」に隠された、子供をとりこにするテクニック
1日15分の算数アプリ「クレタクラス」に隠された、子供をとりこにするテクニック 全 3 枚 拡大写真

 毎年さまざまな教育向けサービスが商品が発表される中、リセマムではお子さまのより良い未来のための素晴らしい取組みやサービス、プロダクトを編集部が選出する「ReseMom Editors' Choice」を2015年にスタートしている。

 第8回となる「ReseMom Editors' Choice 2022」では、クレタクラスの学習アプリ「クレタクラス」が新たな学び賞を受賞。そこでクレタクラスの担当者のChristy Zhou氏に、このアプリ開発の背景とその思いを聞いた。

「数の敏感期」の子供たちにふさわしい学びを

--まずは今回の受賞について、率直なご感想をお聞かせ下さい。

 この賞をいただくことができて、とても光栄に思っております。クレタクラスは常に製品とサービスの向上に努めており、リセマムに認められて嬉しく思います。今後も私たちは製品の向上に努めていきたいと考えています。

--そもそもなぜ最初に「算数」に着目したアプリを開発されたのでしょうか。また、対象年齢を3~8歳に設定した理由をお聞かせください。

 このアプリの開発に際し、クレタクラスの専門家チームでは大量の事前研究を行いました。その中で3~8歳の子供は「数の敏感期」にあたることがわかりました

 この「数の敏感期」に子供に数字に触れさせることで、算数に対する抵抗感や苦手意識を抑えることが期待できるということが明らかになったのです。我々はこの研究の結果から、思考力をより効果的に育成することができると結論付けました。

 また、この時期に習得した「思考力」は、将来の学校生活に役に立つだけではなく、その後の人生において、たとえば生活の中でも仕事でも、たくさんのメリットを得ることができると考えられます。こうしたことから「クレタクラス」として3~8歳の子供にふさわしいコンテンツを開発することにしたのです。

--「クレタクラス」のカリキュラムが従来の勉強用のアプリと異なっている点はどんなところでしょうか。

 我々は、ひたすら計算練習等を繰り返すより、限られた時間の中で「学習習慣」を育成する方が成績を上げるためには効率的だと考えています。そのため、子供が無理なく取り組めるよう、1日15分のレッスンを設計しました。

 このレッスンは基礎から応用まで一貫したシステムで構築されていて、子供が1人で自主的に取り組めるようになっています。そのための工夫として、先生の代わりにオリジナルアニメが解説をするようにしています。

 こうすることで小さい子でも持続的にアプリに向かえるようになり、結果として学習習慣も身に付けることができるのです。この「子供を夢中にさせるオリジナルアニメ」は、クレタクラスのいちばんの特徴だと思います。

子供が楽しめるオリジナルアニメで構成。週間スケジュールに沿って学んでいく。金曜日には特別な「チャレンジ」も用意されているなど、学びを楽しむ仕掛けが

没頭する経験が集中力を鍛える

--夢中になることで目の前のことに没頭することができるのですね。子供のうちにこのように何かに「没頭する」経験は、その後の学びや生活にどのような影響を与えると思われますか

 何かに没頭していると知らず知らずのうちに集中力が鍛えられます。こうした集中力があると、勉強であれ運動やお稽古事であれ、何事も向上していきます。それゆえ集中力を鍛えることは、今後の勉強や生活において、効率良く目標を達成することにつながると我々は考えています。

--先ほどオリジナルアニメについてのお話がありましたが、もう少し詳しく教えてください。

 「クレタクラス」を監修するAmazing Edtechは、ハーバード大学やケンブリッジ大学等のアイビーリーグを卒業した専門家チームによって構成されています。教育学や心理学の専門家と協力し、クレタクラスのアニメーション内容が子供たちの価値観や生活習慣の学びに役立つか等を厳密に監修しています。

 クレタクラスのオリジナルアニメには「ひらめきくん」や「もん太」といった、楽しい仲間が登場します。子供たちは、こうした仲間とともに物語の中で数字に触れていきます。

 このように、アニメ制作にあたって教育学と心理学のプロが監修しているため、算数的な概念や学習はもちろん、「間違ったことをしたら謝る」、「時間を守る」、「ルールを守る」といった、幼児期に身に付けさせたい生活習慣や価値観等もストーリーの中で体得していくことができます。年齢に合ったさまざまな学びを得ることができるようになっているのです。

--オリジナルアニメの他、クレタクラスの特徴はどのようなものがあるのでしょうか。

 「言ってみよう」と「もん太と通話」というアウトプットを重視するコーナーを設け、子供が自分の考えをまとめて発言する機会を作っています。こうすることで、学んだ内容を本当に理解しているかどうかをチェックできるだけでなく、コミュニケーション能力も鍛えることができます

 実際に利用したユーザー(保護者)からは、「クレタクラスのおかげで子供がどんどん自信がもてるようになり、授業中に先生の質問に答えるようになった」という声も届いています。

楽しみながら無理なく学び、アウトプットすることで定着を図るだけでなく、コミュニケーション能力も鍛えられるという

--なるほど、すでに効果が出ているのですね。それでは今後の展望についてお聞かせください。

 いつ収束するのかまだわからないコロナ禍、子供たちの家庭学習を応援するため、クレタクラスは2022年末にレベル4(6~7歳向け)をリリースする予定です。2023年には、算数以外に英語もリリースする予定です。引き続き応援をお願いいたします。

--ありがとうございました。

 子供の好奇心を駆り立て、自ら学ぶ習慣を身に付けさせることを目的としたクレタクラス。科学的知見に基づき開発されたこのアプリは、多くの子供に「学びの楽しさ」を気付かせ、没頭する経験を与えてくれることだろう。近く展開する科目も増えると言い、今後の取組みについても期待が高まる。引き続き注目をしていきたい。

「クレタクラス」詳細はこちら

《編集部》

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