埼玉県で難関高校を目指す受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学実績は、志望校選びの重要な判断材料の1つとなっている。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、埼玉県の公立高校では県立浦和が現役進学者数合計77人で最多となった。これに大宮の60人、県立川越の40人、市立浦和の34人が続いた。
大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。
埼玉県の公立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は県立浦和が合計77人・21.8%(うち東北大22人、東京大16人、一橋大12人、京都大10人、北海道大7人、東京科学大5人、大阪大4人、名古屋大1人)、大宮が合計60人・16.9%(うち東京科学大15人、東北大13人、一橋大11人、東京大9人、北海道大9人、京都大1人、名古屋大1人、神戸大1人)、県立川越が合計40人・11.6%(うち東北大13人、北海道大6人、東京大5人、一橋大5人、大阪大3人、東京科学大3人、京都大2人、神戸大2人、九州大1人)、市立浦和が合計34人・10.7%(うち東北大10人、東京科学大9人、一橋大8人、東京大4人、北海道大2人、京都大1人)となった。さらに春日部が合計27人・7.7%(うち東北大9人、北海道大5人、一橋大5人など)、越谷北が合計10人・2.8%(うち東京科学大5人など)、蕨が合計8人・2.3%(うち東北大4人など)、不動岡が合計7人・2.0%(うち東北大4人など)、浦和西が合計6人・1.7%(うち北海道大4人など)、川越女子が合計5人・1.4%(うち東京大2人など)、所沢北が合計3人・0.9%、熊谷女子と熊谷西が各2人・0.6%、熊谷と越ヶ谷が各1人・0.3%などと続いた。
東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは県立浦和の16人であった。ついで大宮が9人、県立川越が5人、市立浦和が4人、川越女子が2人となり、春日部、越谷北、蕨、熊谷が各1人で続いた。公立高校から東京大への現役進学を果たしたのはこの9校で、合計40人となった。
同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数。「現役進学者数合計」は、難関10国立大学への現役進学者の合計。「進学率」は、卒業生に占める現役進学者数合計の割合。埼玉県内の高校においては東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出しており、志望校を選択するうえで実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標のひとつといえる。
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