埼玉県で私立高校への進学を検討する受験生や保護者にとって、各校の最新の大学進学実績は、志望校を選ぶうえで非常に関心の高い指標である。大学通信が2026年8月17日に公表した「2026年難関10国立大現役進学者数」によると、埼玉県の私立高校では栄東が現役進学者数合計34人で最多となった。これに開智の32人、大宮開成の28人、本庄東の12人が続いた。
大学通信は全国約4,300校を対象に進学状況アンケートを実施し、難関10国立大学(東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京科学大、一橋大、神戸大)における2026年の現役進学者数を集計した(2026年7月31日現在判明分)。同調査で注意すべきポイントは、集計値が単なる「合格者数」ではなく、2026年春に高校を卒業した生徒が実際にどの大学へ進学したかを示す「2026年現役進学者数」である点だ。複数合格した生徒もいる中で、生徒が最終的にどの大学を選択して進学したかという実態を表している。
埼玉県の私立高校における難関10国立大への現役進学者数・率は栄東が合計34人・7.2%(うち東京大11人、北海道大8人、東北大6人、東京科学大3人、京都大2人、名古屋大2人、九州大2人)、開智が合計32人・5.0%(うち東京大11人、東北大7人、東京科学大7人、北海道大3人、大阪大2人、京都大1人、一橋大1人)、大宮開成が合計28人・4.7%(うち東北大9人、北海道大4人、大阪大4人、一橋大3人、名古屋大2人、東京科学大2人、神戸大2人、東京大1人、九州大1人)、本庄東が合計12人・3.0%(うち北海道大3人、東北大3人、東京大2人、大阪大2人、京都大1人、名古屋大1人)となった。さらに川越東が合計9人・1.9%(うち北海道大2人、東北大2人、東京科学大2人、一橋大2人など)、開智未来と浦和明の星女子、淑徳与野が各7人、昌平が合計6人・1.2%、栄北が合計5人・1.1%、埼玉栄が3人、浦和麗明、城西大付川越、城北埼玉、星野が各2人などと続いた。
東京大への現役進学者数を高校別にみると、もっとも多かったのは栄東と開智の各11人であった。ついで本庄東が2人となり、大宮開成、開智未来、浦和明の星女子、淑徳与野、昌平、城北埼玉が各1人で続いた。私立高校から東京大への現役進学を果たしたのはこの9校で、合計30人となった。
同調査における各大学の数字は一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、系列校の内部進学など、全入試枠合計の現役進学者数。「現役進学者数合計」は、難関10国立大学への現役進学者の合計。「進学率」は、卒業生に占める現役進学者数合計の割合。埼玉県内の私立高校においては東京大をはじめとする難関国立大へ現役進学者を送り出しており、志望校を選択するうえで実際に進学した生徒数を示すデータは重要な指標の1つといえる。
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