【大学受験2027】聖学院大が新入試、外国ルーツ生徒の学びを支援

 聖学院大学は2026年10月26日、外国にルーツをもつ生徒を対象とした総合型選抜「講義方式入試」を2027年度入学者選抜から新たに実施すると発表した。日本の高校で学びながら日本語に不安を抱える生徒に大学進学の機会を広げ、入学後の日本語教育や学習支援まで一体で整える。

教育・受験 高校生

advertisement

総合型選抜「講義方式入試」を新設(画像はイメージ)
総合型選抜「講義方式入試」を新設(画像はイメージ) 全 1 枚 拡大写真

 聖学院大学は2026年10月26日、外国にルーツをもつ生徒を対象とした総合型選抜「講義方式入試」を2027年度入学者選抜から新たに実施すると発表した。日本の高校で学びながら日本語に不安を抱える生徒に大学進学の機会を広げ、入学後の日本語教育や学習支援まで一体で整える。

 文部科学省の調査(2025年度)によると、公立学校の日本語指導が必要な児童生徒は8万4,759人と過去最多で、埼玉県内にも約5,900人が在籍している。一方、日本語指導が必要な高校生の大学等進学率は41.2%で全高校生(75.0%)を大きく下回る。同大学はこうした生徒の文化や言葉を学びの強みに変えることを目指す。

 同入試は大学進学機会の拡大、日本語教育や学習支援による基盤づくり、互いに学び合う教育環境の構築を目的とする。選考は身近な社会問題をテーマにした30分の講義を聞いてノートを取り内容を発表する「講義方式」で行い、面接は調査書や自己カタログに基づき実施。授業理解力や表現力、学ぶ意欲を評価する。

 入学後は留学生向けの日本語授業を履修でき、プレイスメントテストでレベルを確認したうえで「読む」「聞く」「話す」やアカデミックな日本語などの科目を選択可能。ラーニングセンターでの個別相談のほか、教員や関係部署が連携して学びを支える。国際文化学科では学科独自のバディ制度も開始している。

 おもな出願資格は、両親または片方の親が外国籍で日本に在住し、本人が「留学」以外の在留資格をもつ者、または日本国籍取得後6年以内の者など。全学科が対象。出願期間は2026年12月1日~12月14日、試験日は12月19日、合格発表は12月23日。大学メディアサイト「SESSION」では在学生らによる座談会記事も公開している。

◆聖学院大学 総合型選抜「講義方式入試」
出願期間:2026年12月1日(火)~12月14日(月)
試験日:2026年12月19日(土)
対象:外国にルーツをもつ生徒(両親または片方の親が外国籍で「留学」以外の在留資格をもつ者など)
出願方法:Webサイトの要項を確認のうえ出願

《風巻塔子》

advertisement

この記事の写真

/

advertisement

特集