塾選を運営するDeltaXは2026年10月22日、中学受験をした子供を持つ保護者100人を対象とした受験期の感染症対策に関する調査結果を公表した。38%が「やりすぎだった対策がある」と回答し、「もっと徹底しておけばよかったこと」の最多は「睡眠時間の確保」(21%)だった。
中学受験の本番が近づくと、インフルエンザなどへの感染を避けるため、できる対策をすべてしておきたいと考える家庭がある一方、どこまで対策を行うかは悩ましい点である。調査によると、感染症対策を意識し始めた時期は小学6年生の10月と11月をあわせて49%となり、秋ごろから意識した家庭が約半数を占めた。
家庭で日常的に行っていた対策は、「手洗い・うがいの徹底」が97%で最多、「マスクの着用」が85%で続いた。受験生本人のインフルエンザ予防接種は、「1回受けた」(48%)と「2回受けた」(39%)をあわせて87%が接種した。初回の接種時期は10月上旬・中旬・下旬が指示を集め、あわせて63%だった。厚生労働省によると、ワクチンは接種からおよそ2週間後に効果が期待され、5か月程度続くとされている。
周囲から知った対策を「取り入れたことがある」家庭は60%で、最多は「乳酸菌飲料・ヨーグルトを摂る」(72%)だった。受験直前の家族の過ごし方は「家族もマスク・手洗いなどを徹底した」が95%、「家族も人混みへの外出を控えた」が65%となった。感染症対策を目的に直前に小学校を「休ませた」家庭は23%、「休ませなかった」は75%だった。
受験の振り返りでは、「やりすぎだった」との回答が38%で、内容は「家族の行動を制限しすぎた」(14%)、「人混みへの外出を控えすぎた」(10%)、「本人に感染への不安を与えすぎた」(10%)があげられた。「もっと徹底しておけばよかったこと」は「睡眠時間の確保」(21%)、「換気・加湿」(13%)、「食事・栄養管理」(12%)、「手洗い・うがい」(11%)となった。
先輩保護者からは、東京都の中1女子の保護者(ぺんたさん)の「大事なのは基本的なこと、手を洗うとかよく寝るとかそういうことだと感じました。あまり情報に踊らされないほうが良いと感じました。」という声や、福岡県の中1女子の保護者(カコさん)の「早めに生活リズムを整えておくことが大切です。感染症対策は家族全体で協力すると負担が減り、本人も安心できます。特に睡眠と食事の管理は効果が出やすく、直前に慌てずにすみました。」といったメッセージが寄せられた。


