おうし座流星群、南群11/6・北群11/13ごろ極大…新月前後で好条件

 おうし座流星群が2026年11月、観察の見ごろを迎える。南群は11月6日ごろ、北群は13日ごろに活動がもっとも活発になる「極大」となる。9日の新月前後は月明かりの影響が少なく、観察に好条件。国立天文台によると、流星数は南群が1時間に2~3個程度、北群が2個程度で、いずれもほぼ一晩中観察できる。

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東京の星空(2026年11月中旬 21時ごろ)
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 おうし座流星群が2026年11月、観察の見ごろを迎える。南群は11月6日ごろ、北群は13日ごろに活動がもっとも活発になる「極大」となる。9日の新月前後は月明かりの影響が少なく、観察に好条件。国立天文台によると、流星数は南群が1時間に2~3個程度、北群が2個程度で、いずれもほぼ一晩中観察できる。

 おうし座流星群は、流星が放射状に出現するように見える「放射点」が南と北に分かれており、それぞれ南群、北群と呼ばれる。火球と呼ばれる明るい流星が多いことが特徴。母天体は、太陽の周りを約3.3年の周期で公転するエンケ彗星とされている。

 アストロアーツによると、おうし座南・北流星群は、はっきりとした極大のない流星群で、2026年は南群が11月6日ごろ、北群が11月13日ごろに極大を迎えるとみられる。11月上旬から中旬にかけて活動が見られ、流れ星の速度は遅めだという。11月9日が新月にあたり、その前後は月明かりの影響が少ない点でも好条件となる。

 国立天文台は、おうし座南・北流星群の観察について、放射点が高くなる午後9時以降が好条件としている。11月上旬から中旬にかけて見ごろが続き、特に南群が極大を迎える上旬は、夜半前の月の条件が良いという。ただし、見える流星の数は空の明るさによって変わり、街明かりの多い場所では少なくなる。

 観察場所は、街灯などの人工の明かりが少なく、空を広く見渡せる場所が適している。流星は放射点の方向だけでなく夜空のどこにでも現れるため、おうし座の方向にこだわらず、空の広い範囲に注意を向けることがポイント。月が出ている時間帯は、月のある方向を正面にして観察するのを避けるとよい。

 望遠鏡や双眼鏡などの特別な道具は必要なく、肉眼で観察できる。明るい屋内から屋外に出た直後は目が暗さに慣れていないため、短時間で見えないからと切り上げず、少なくとも15分程度は観察を続けることがお勧めだという。

 長時間上を向く姿勢を避けるため、レジャーシートなどを用意し、寝転がって観察できるようにするとよい。11月の夜間は冷え込みも厳しくなるため、屋外で観察する際は、防寒着や寝袋などで寒さに備えておきたい。

《畑山望》

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