【大学受験2021】東京外大、英語スピーキングテスト導入延期
東京外国語大学は2020年6月12日、2021年度の学部一般選抜(前期日程)から導入予定だった「英語スピーキングテスト(BCT-S)」を1年延期すると公表した。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せず、安全の確証が持てないためだという。
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
「英語スピーキングテスト(BCT-S)」は、東京外国語大学とブリティッシュ・カウンシルが協働で開発した大学入試用スピーキング・テスト。2021年度から導入する予定だったのは、言語文化学部と国際社会学部。多人数の受験者に対する安全確保のため、延期することになった。なお、2019年度から英語スピーキングテストを実施してきた国際日本学部については、受験者数が限られることから、十分な間隔を取るなどの安全対策を講じたうえで、従来どおり実施する。
また、導入延期に伴い、2020年3月27日に「入学者選抜試験(前期日程)検定料改定について」で公表した検定料の変更についても、1年延期し、すべての学部で1万7,000円とする。
東京外国大学では、2020年度のオープンキャンパスをオンラインで2020年7月23日~7月26日のそれぞれ午前10時~午後4時に開催する。模擬授業や模擬ゼミ、入試相談や学部相談などを行う。ネイティブスピーカーの先生との「英語スピーキングセッション」のプログラムも用意している。詳細スケジュールは6月24日にWebサイトに掲載予定。プログラムの参加申込は7月5日から受付けを開始する。
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