【中学受験の塾選び】早稲田アカデミーの特徴と費用(2022年度版)

 「中学受験の塾選び」をテーマに、首都圏で人気の大手3塾について、特徴や費用、カリキュラム、コロナ禍の対応等を紹介する。今回は早稲田アカデミーについて見ていこう。

教育・受験 小学生
早稲田アカデミー
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 「中学受験の塾選び」をテーマに、首都圏で人気の大手3塾について、特徴や費用、カリキュラム、コロナ禍の対応等を紹介する。今回は早稲田アカデミーについて見ていこう。

早稲田アカデミーの指導の特徴



 早稲田アカデミーでは、「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、競争心を刺激する学力別少人数クラス編成で、私語のない緊張感のある授業を行い、生徒たちの集中力を最大限に高める。また、授業はもちろんのこと、宿題のチェックや学習フォロー、面談も担当講師が直接行う。

 保護者会や個別面談、電話等を通じた保護者との連携も担当講師が行うので、生徒たちの学習意欲や習熟度をきめ細かく確認しながら、効果的な学習ができる。

入塾の時期



 新3年生、新小学4年生の2月が多いが、低学年の入塾者も毎年増えている。コロナ禍で中学受験への関心が高まっており、どの学年も前年以上に問合せや入塾が増えている

入塾前テストの有無



 入塾前に学力を診断するテストを行っている。費用は無料。入塾テストの予約は、入塾希望の校舎へ直接電話するか、Webサイトの入塾テスト予約フォームより行う。

年間にかかる費用とカリキュラム



 4年生は61万120円、5年生は92万2,850円、6年生は106万7,290円(税込、季節講習費込み)。なお、費用には教材費と外部模試の費用は含まれない。

クラス分け



 1クラスあたりの人数は平均12~13人だが、校舎により異なる。学力別クラス分け、6年生の日曜講座は志望校別コースのみ志望校別&学力別クラス分け。

通塾の頻度と時間帯



 4年生は週2回(午後5時~6時40分、午後6時50分~7時40分)。
 5・6年生は週3回(午後5時~6時40分、午後6時50分~8時30分)。

授業以外のサポート



 保護者会、面談、質問対応のほかに、個別補習、塾内報、入試関連イベント等がある。

塾のコロナ対応



 校舎での「対面授業」・Zoomを使用したオンライン「双方向Web授業」のいずれかを選択して受講できる。これを「早稲アカDUAL」と呼んでいる。詳細は早稲田アカデミーのWebサイトで確認できる。

 なお、2022年度の合格体験記には、感染拡大時のスピード感ある対応に好評が多く寄せられていた。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、校舎での対策として、「早稲田アカデミーコロナウイルス感染拡大防止のための9つの約束」を徹底している。

(1)職員は全員(講師・事務ともに)、マスクを着用する。
(2)職員は全員、出社時に検温する。
(3)手指消毒を徹底する。
(4)教室の消毒・清拭を徹底する。
(5)30分に1回の換気を徹底する。
(6)1教室の人数を定員の90%以内とする。
(7)来校時には必ずマスクの着用、入館時には手指消毒をする。
(8)「健康チェックカード」に必要事項を記入して持参する。
(9)校舎教室内で食事をとる際は、「教室内で食事をするときの7つの約束」を守る。

コロナ禍の中学受験について



 コロナ以降も年々、生徒数は増加している。コロナをきっかけに安全圏にシフトしがちだが、早稲田アカデミーでは生徒が適切な志望校を選択できるようアドバイスしたりフォローしたりしている。

《工藤めぐみ》

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