純真学園は2024年3月19日、純真短期大学の2025年度（令和7年度）以降の学生募集を停止すると発表した。新入生を含むすべての在学生に対する教育や就職等の援助は現在の教育環境を継続し、全力をあげて取り組むという。
純真短期大学は1957年、医学博士であった福田昌子女史が福岡市南区に福岡市で初めての女子短期大学として設立。その後、時代の流れを見据えて男女共学の短期大学となり、これまで約1万4,000名の卒業生を輩出してきたという。
一方、18歳人口の減少や四年制大学志向の強まりなど、近年の社会状況の変化による影響により、全国の短期大学への志願者が大幅に減少する中、純真短期大学も例外ではなく、志願者と入学者の減少が続いていた。
2024年2月20日、今後について理事会・評議員会で慎重に協議した結果、2024年度（令和6年度）入学生を最後に、2025年度（令和7年度）以降の学生募集を停止する決断に至ったという。
在学生と父母等、卒業生をはじめ、高等学校の先生、地域、企業、保育所と幼稚園関係者には、運営についての支援や協力に深い感謝を述べ、今回の決定について理解を求めている。
2024（令和6）年度入学生を含め、すべての在学生に対する学生生活、教育、資格取得、就職等の援助については、卒業に至るまで現在の教育環境を継続し、従来どおり教職員一同全力をあげて取り組むとしている。
