【高校受験2022】大阪府公立高入試<理科>講評…昨年度よりやや難

 2022年3月9日(水)、令和4年度(2022年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「理科」の講評を掲載する。

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【高校受験2022】大阪府公立高入試<理科>講評
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 2022年3月9日(水)、令和4年度(2022年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。2022年3月5日に発表された全日制の学校別の競争率(志願倍率)は、北野(文理)1.35倍、大手前(文理)1.29倍など。全日制課程普通科(単位制高等学校を除く)を設置する高等学校は、普通科が募集人員2万896人に対し2万3,380人が出願し、競争率は1.12倍。専門学科は募集人員8,963人人に対し1万79人が出願し、競争率は1.12倍。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「理科」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

大阪府<理科>講評
(開成教育グループ 提供)



大問1 生態系…標準
大問2 状態変化と熱エネルギー…標準
大問3 天体の動きと地球の自転・公転…やや難
大問4 力と圧力、運動の規則性…やや難

 大問1は生物の数量関係を題材に生物の数量的なつり合いと物質循環の様子が問われた。大問2は状態によって物質を構成する粒子の動き、エネルギーの変換および火力発電を問われた。大問3は金星が月にかくされる現象を題材に、惑星・月・太陽・恒星の動きについて、時間的・空間的な理解が必要である。大問4では学習してきた知識を用いて科学的に思考する力が問われた。また、最後に「鉄のおもりを、具体的にどのようにすることで、浮力と重力の関係をどのようにしているか」について記述する問題が出題された。

 例年通り、教科書の用語を理解するとともに実験・考察による会話やグラフの読み解く力(読解力)が必要になっている。

大阪府公立高入試・講評(提供:開成教育グループ)


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数学講評
国語講評
理科講評
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 このレポートは令和4年3月10日(木)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ

《編集部》

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